トイサブ!の解約でいちばん誤解されやすいのは、「マイページで退会申請をすれば終わり」だと思ってしまうことです。
公式の退会手続きを確認すると、実際の流れは「申請 → 返却期日の案内 → おもちゃの返却 → トイサブ側の確認 → 退会完了連絡」の5ステップで、しかも返却期日までにおもちゃを返さないと、退会申請そのものが取り消されて継続扱いになると明記されています。つまり、解約は申請ではなく返却の完了で決まる仕組みです。
この記事では、トイサブ!の公式FAQ・利用規約まわりの記載を逐語で確認したうえで、解約の全手順と、つまずきやすい3つの締切(最低利用期間・課金基準日・返却期日)、一括払い・毎月払いそれぞれの返金条件、解約以外の選択肢までを整理します。トイサブの口コミを調べた記事でも、低評価の一定数は「解約手続き」に集中していました。手順そのものは難しくないので、締切の構造さえ分かれば余計な1か月分の請求は避けられます。
トイサブ!解約(退会)の手順は5ステップ
公式FAQ「退会手続きの流れ」に記載されている手順は次のとおりです(2026年7月時点の実測)。
- マイページにログインし、「設定」>「退会申請はこちら」から退会申請をする
- トイサブ!からおもちゃの返却期日と返金額の案内が届く
- 返却期日までにおもちゃを返却する
- トイサブ!側で返却物の不備や利用料金の未収がないか確認し、請求停止などの退会処理を行う
- トイサブ!から退会完了連絡が届く(ここで退会完了)
ポイントは、ステップ1の申請をした時点では課金はまだ止まっていないことです。請求停止の操作をするのはトイサブ側で、それは返却と確認が済んだあと。利用者側の操作だけで課金を止めることはできません。
電話やメールでは解約できない
解約の窓口はマイページの退会申請フォームで、問い合わせはマイページ内のチャットに集約されています。電話での解約受付はありません。「電話がつながらないから解約できない」という心配は不要で、逆に言えばマイページにログインできることが解約の前提になります。ログイン情報が分からない場合は、先にそちらを解決しておきましょう。
最終号のおもちゃは交換申請不要・返送は自分で手配する
退会申請後は次のおもちゃが発送されないため、交換申請は不要です。ふだんの交換は「新しいおもちゃが届いたときの同時集荷」で返せますが、最終号だけは同時集荷が使えないので、佐川急便の集荷依頼か、SMARI(スマリ)などトイサブ取扱の配送サービスで自分で返送手配をします。
- 配送会社は佐川急便かSMARIを利用(2024年2月にヤマト運輸から変更されており、ヤマト着払い伝票は使えません)
- 返却確認のため伝票番号を聞かれることがあるので、控えは退会完了まで保管する
- 返却期日を過ぎて2週間たっても退会完了メールが届かない場合は、チャットで問い合わせるよう公式が案内しています
締切①最低利用期間60日|この期間内は解約できない
トイサブ!は全コース共通で最低利用期間60日が設定されており、この期間内の退会はできません。違約金という形ではなく、「60日分は利用する」仕組みです。
注意したいのは、公式内で起算日の書き方が2通りあることです。料金・請求サイクルのFAQでは「最低利用期間をお申込み日から60日以上に設定」とあり、退会手続きのFAQでは「初回課金日から60日以内の退会はできません」と書かれています。申込みから初回発送・初回請求までは数日〜1週間ほどずれるため、どちらで数えるかで解約可能日が変わります。確実なのは遅いほうの「初回課金日から60日」で数えることです。
なお、初回の請求はおもちゃの初回発送後に実行され、その日が「課金基準日」になります。60日の数え方に迷ったら、マイページのチャットで自分の解約可能日を確認するのが確実です。契約前の方は、トイサブのデメリットを公式規約で確認した記事もあわせてどうぞ。
締切②課金基準日|「解約したのに翌月分の請求」は仕様で起きる
トイサブ!の請求は、初回請求日(課金基準日)を基準に毎月同じ日付で自動的に続きます。契約は自動更新で、契約満了の確認連絡はありません。12か月一括払いも、12か月後の同じ日付に次の12か月分が自動更新されます。
そして退会手続きのFAQには、こう明記されています。「おもちゃの返却と課金基準日のタイミングによっては、請求停止操作が間に合わず、一度翌月分を請求する場合がございます。この場合、後日請求を取消させていただきます」。
つまり、課金基準日の直前に申請・返却をすると、翌月分がいったん引き落とされてから取り消されることがあります。これは故障ではなく仕様です。クレジットカード会社によっては取消の明細反映に数日かかるとも案内されているので、「解約したのに請求が来た」と焦る前に、まず取消が入るのを待ちましょう。しばらく待っても取消が確認できない場合にチャットで連絡、が公式の案内です。
余計な仮請求を避けたいなら、課金基準日を過ぎた直後に退会申請をして、次の基準日までに返却まで終えるのが最も安全なスケジュールです。おもちゃサブスク各社で「課金が止まる基準日」がどう違うかは、4社の解約締切を比較した記事で整理しています。
締切③返却期日|返さないと退会申請が取り消される
3つの締切の中で、いちばん見落とされやすいのがこれです。退会手続きのFAQには「おもちゃの返却期日までにご返却がない場合、退会申請の取消(ご継続扱い)となりますのでご注意ください」とあります。
申請しただけで安心して返却を後回しにすると、解約そのものが無かったことになり、課金が続きます。返却期日は申請後にトイサブから個別に案内されるので、案内メールが届いたらまず返却期日をカレンダーに入れるのがおすすめです。
ちなみに通常利用でも「新しいおもちゃ到着後1週間を経過しても返却がない場合、お手元のおもちゃ代を請求させていただく場合がございます」という記載があり、トイサブの運用は返却の完了をもって次の処理が進む設計になっています。解約も同じで、返却がゴールです。
| 締切 | 内容 | 守らないとどうなるか |
|---|---|---|
| ①最低利用期間60日 | 全コース共通。起算は「初回課金日から60日」で数えるのが安全 | そもそも期間内は退会申請を受け付けてもらえない |
| ②課金基準日 | 初回請求日と同じ日付で毎月自動更新(満了確認なし) | 申請・返却が基準日をまたぐと翌月分がいったん請求される(後日取消) |
| ③返却期日 | 申請後にトイサブから個別案内 | 退会申請が取消され継続扱い=課金が続く |

解約を申請すれば、その月で課金は止まりますよね?



申請だけでは止まりません。返却期日までに返し終えて、返却完了までがワンセットです。
返金はある?一括払い・毎月払いそれぞれの条件
12か月一括払い:未利用月数分が返金される(手数料770円)
一括払いを途中で退会した場合、未利用月数分の料金が返金されます。公式の算出式は次のとおりです。
返金額 = 支払い済み金額 −(毎月支払いの金額 × 利用月数)− 返金手数料770円
「利用月数」は一括払いの決済日から解約日までの経過月数で、1か月未満の端数は7日を超えると1か月に切り上げられます。たとえば12か月一括(2026年7月の申込ページ実測で40,302円)を6か月ちょうどで退会した場合、40,302円 −(3,980円 × 6か月)− 770円 = 15,652円が返金という計算になります。毎月払いで6か月使った場合との差は770円の手数料分だけで、「大損はしないが、一括割引は消える」という結果です。
- 未利用月数が1か月の場合、返金が発生しないケースがあり、その場合は契約満了までの利用を案内される
- 一括払いは現在、新規申込ページには表示されず契約中にチャットから申し込む形。なお公式FAQには改定前の旧価格(42,984円)が残っているページもあるため、金額は自分の契約時のものを確認して式に当てはめるのが確実です
毎月払い:決済日から7日以内の解約なら1か月分が返金される
意外と知られていませんが、退会手続きのFAQには毎月払いの返金規定もあります。「解約直前の支払い決済日から起算し、解約日が7日以内である場合には1か月分の料金を返金します」。引き落とし直後に解約を決めた場合でも、7日以内なら1か月分が戻る余地があるということです。該当しそうなタイミングで解約する方は覚えておいて損はありません。
解約の前に:理由が「料金」や「頻度」なら変更で解決することがある
トイサブ!は解約(退会)以外に、休会とコース変更の仕組みを持っています。「合わなかったら即解約」の前に、選択肢だけ知っておくと判断が変わることがあります。
休会:手続きは退会と同じ導線・おもちゃを返して料金を止める
休会の申請場所は退会と同じ「設定」>「退会申請はこちら」で、流れも退会手続きと同一です。おもちゃを返却して料金の発生を止め、再開したいときはチャットから申請します。再開時は、届け先住所・希望日(指定がなければ申請から6営業日程度で届く)・新しく増えた私物のおもちゃ・子どもの最近の様子を伝える形です。一括払いの途中休会でも、退会と同じく未利用月数分は返金されます。下の子の予定がある、長期帰省するなど「再開の可能性がある」なら、退会より休会のほうが再入会の手間がありません。
コース変更:交換頻度と月額は4コースから選び直せる
2026年7月時点の公式コース一覧では、次の4コースが用意されています(いずれも最低利用期間60日・クレジットカードのみ・自動更新)。
| コース | 月額(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| エコノミー | 3,280円 | おもちゃ6点・交換3か月毎 |
| スタンダード | 3,980円 | おもちゃ6点・交換2か月毎 |
| プラチナ | 5,980円 | おもちゃ4点・交換1か月毎 |
| ファーストコース | 生後1〜2か月向け | おもちゃ3点を2か月間。2か月後にスタンダードへ自動移行 |
「月額が高い」ならエコノミー、「交換が遅い・飽きる」ならプラチナという調整ができます。また、解約検討ページでは「おもちゃ6点を使いこなす時間がない」人向けに、既存ユーザー限定のライトプランへの移行案内もあり、こちらはチャットで相談する形です。
ひとつ注意点として、ファーストコースは2か月後にスタンダードコースへ自動的に移行する設計です。お祝いコースのつもりで申し込んで放置すると、月額3,980円の課金が自動で始まります。ファーストコースだけで終えたい場合も、この記事の3つの締切がそのまま当てはまります。
解約後の乗り換え先は「やめる理由」で選ぶと失敗しない
トイサブ!をやめる理由は人によって違います。おもちゃサブスク5社の比較記事で確認した各社の条件から、「やめる理由」別に相性のよい乗り換え先を挙げます。
理由が「交換の遅さ・年齢上限」なら:キッズ・ラボラトリー
毎月コース(5,478円)なら毎月おもちゃが入れ替わり、対象年齢は0〜8歳とトイサブ(満6歳まで)より長く使えます。最低継続期間の制限がなく初月から解約でき、解約期限は「次回発送基準日の21日前まで」と明確です。隔月コース(3,520円)ならトイサブより月額を抑えられます。
理由が「月額の高さ」なら:おもちゃのサブスク
「おもちゃのサブスク」という名前のサービスで、12か月更新なら月額3,445円とトイサブのスタンダードより535円安く、おもちゃ6点に加えて絵本2冊が返却不要でもらえるのが特徴です。更新期間が短いほど月額は上がる仕組み(1か月更新3,828円)で、沖縄・離島は配送対象外という条件だけ注意してください。
理由が「なんとなく合わなかった」なら:トイシェア
月額3,680円送料込みでおもちゃ6点と、トイサブに近い構成のまま少し安くなります。妊娠中〜生後3か月未満向けに月990円のファーストプランがあるのも特徴です。ただし最低利用期間は60日(解約申請はいつでも出せますが、成立は60日経過後)で、新規申込は3歳10か月までという年齢の窓があります。
トイサブ!の解約に関するよくある質問
- 解約はいつまでに手続きすれば間に合いますか?
-
課金は毎月の課金基準日(初回請求日と同じ日付)に自動更新されます。申請から返却・確認までの時間を考えると、課金基準日を過ぎた直後に退会申請をして、次の基準日までに返却を終えるのが最も安全です。返却が遅れると申請自体が取り消されるため、申請後に案内される返却期日を必ず確認してください。
- 電話で解約できますか?
-
できません。解約はマイページの「設定」>「退会申請はこちら」からの申請のみで、問い合わせ窓口もマイページ内のチャットに集約されています。
- 解約したのに請求が来ました。エラーですか?
-
仕様です。返却と課金基準日のタイミングによっては請求停止が間に合わず、翌月分がいったん請求されてから後日取り消されると公式FAQに明記されています。カード明細への反映には数日かかることがあり、しばらく待っても取消が確認できない場合はチャットで連絡してください。
- 違約金はありますか?
-
違約金はありません。ただし全コースに最低利用期間60日が設定されており、期間内の退会はできません。起算日は公式内で「申込み日」と「初回課金日」の2通りの記載があるため、遅いほうの初回課金日から60日で数えるのが安全です。
- 休会と解約はどちらがいいですか?
-
再開する可能性が少しでもあるなら休会がおすすめです。手続きの流れは退会と同じで、おもちゃを返却すれば料金は発生せず、再開はチャット申請で約6営業日後から再開できます。完全にやめる・他社に乗り換えると決めているなら退会で問題ありません。



毎月払いでも、決済日から7日以内の解約なら1か月分が返ってきます。気づいたらすぐ動くのが一番の節約ですよ。
まとめ|「返却完了」までが解約
- 解約は5ステップで、返却期日までに返さないと申請が取り消されて継続扱いになる
- 締切は3つ:最低利用期間60日(初回課金日起算で数えるのが安全)/課金基準日(毎月同日に自動更新・満了確認なし)/返却期日(申請後に個別案内)
- 一括払いは「支払済 −(毎月額×利用月数)− 770円」が返金され、毎月払いも決済日から7日以内の解約なら1か月分が返金される
- 返却は佐川急便かSMARIのみ(ヤマト不可)。伝票の控えは退会完了メールまで保管する
- 理由が料金や交換頻度なら、休会・コース変更(エコノミー/プラチナ/ライトプラン)で解決することもある
トイサブ!の解約は、手順自体は難しくありません。つまずきの原因はほぼすべて「申請で終わりだと思って返却が遅れる」ことと「課金基準日の位置を知らない」ことの2つです。この2つさえ押さえれば、余計な請求なしで気持ちよく次のサービスへ移れます。
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