「トイサブのおもちゃを子どもが壊したら、弁償になるの?」「パーツをなくしたらいくら請求される?」——おもちゃのサブスクをためらう理由として、いちばんよく聞く不安です。
結論からいうと、トイサブ!は破損・汚れ・パーツ紛失のすべてが原則【弁償不要】です。実際にお金を払う可能性があるのは、①禁止事項に該当したときの「特別メンテナンス費用500円」と、②本体(または本体相当・多数)のパーツをなくしたときの「上限1,000円」の2つだけ。そして、検索すると今も見かける「パーツ1個300円」という金額は、2022年10月までの旧ルールです。
この記事では、公式の弁償ページと2022年のルール変更告知を突き合わせて、「どこまでがセーフで、何をしたらいくらかかるのか」の境界線を整理します。内容は2026年8月に公式サイトを確認したものです。改定されることがあるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
- 破損・汚れ・パーツ紛失は原則弁償不要(公式が「思いっきり遊んで」と明記)
- 禁止事項(水濡れ・落書きなど)に該当すると特別メンテナンス費用500円
- 本体・本体相当パーツ・多数パーツの紛失は上限1,000円(税込)
- 「パーツ1個300円」は2022年11月の改定で廃止された旧ルール
結論:トイサブは「壊しても・なくしても」原則弁償不要

トイサブ!の公式ページ「おもちゃの汚れ・破損・紛失」には、次のように明記されています。お届けしたおもちゃで存分に遊んでほしいという想いから、汚れ・破損・紛失は原則【弁償不要】。小さな子どもが力いっぱい遊んで壊れる、というごく普通の事故は、弁償の対象になりません。
整理すると、起こりがちなトラブルと費用の関係はこうなります。
| 起きたこと | 費用 | やること |
|---|---|---|
| 遊んでいて壊れた・汚れた | 0円(原則弁償不要) | 破損の連絡をする |
| パーツをなくした | 0円(原則弁償不要) | 交換申請のときに申し出る |
| 禁止事項に該当する汚れ・破損 | 特別メンテナンス費用500円 | 状況を連絡する |
| 本体・本体相当・多数のパーツを紛失 | 上限1,000円(税込) | 紛失の連絡をする |
ポイントは、「金額の心配」をする場面がほとんどないことです。最大でも1,000円という上限が公式に示されているので、「高額請求が来たらどうしよう」という漠然とした不安は、ルール上は起こりようがありません。むしろ確認すべきは金額ではなく、後述する「禁止事項」と「本体相当」の境界線です。

うちの子はおもちゃの扱いが荒くて…。それでも本当に弁償しなくていいの?



公式ページに「破損を気にせず思いっきり遊んでいただけます」と明記されています。線引きは「乱暴かどうか」ではなく「禁止事項に当たるか」なので、水濡れと落書きにだけ気をつければ大丈夫です。
「パーツ1個300円」は旧ルール|2022年11月に何が変わったか


「トイサブ 弁償」で検索すると、「パーツ紛失は1個あたり300円」と書かれた記事が今も上位に残っています。これは間違いではなく、昔は正しかった情報です。トイサブ!は2022年11月1日付の公式お知らせ「紛失・破損に関するルール変更についてのご案内」で、パーツ紛失のルールを変更しました。
- 〜2022年10月(旧ルール):パーツ紛失は1パーツ300円を上限に弁償
- 2022年11月1日〜(現行):パーツ紛失の請求は廃止。交換申請の際に連絡すればOK
- 2023年9月(公式追記):「本体相当のパーツ」は仕入れ困難なため、本体紛失と同様に上限1,000円を請求する場合がある
変更の理由も公式に書かれていて、「パーツをなくすことが心配で思う存分遊べない」という利用者の声を受けて、代表自ら「いっそのこと紛失したパーツ代を頂戴すること自体をやめてしまっても大丈夫なのではないか」と踏み切った、という経緯です。子育て家庭の実態に寄せた、かなり思い切った改定だと思います。
ひとつ注意があるとすれば、公式はこのお知らせの中で「状況次第ではルールを戻す可能性がある」とも明言していることです。この記事の内容は2026年8月時点の公式表記にもとづいていますが、申し込み前に公式ページで現行ルールを確認する一手間は省かないでください。
弁償対象になる紛失は3パターン|「本体相当」の境界線
パーツ紛失が弁償不要になった一方で、「なくしたもの」によっては弁償対象になります。公式ページが挙げているのは次の3パターンです。
- ① おもちゃ本体をまるごと紛失:上限1,000円(税込)の弁償
- ② 本体相当のパーツを紛失:主要部品・動作に不可欠なパーツなど。本体紛失と同様の扱いになる場合あり
- ③ 多数のパーツを紛失:パズルなどパーツ構成型のおもちゃで、大量になくした場合
②と③が弁償対象になる理由は、公式いわく「代替が困難となり、他のご家庭への提供ができなくなる・おもちゃを廃棄することもある」ため。つまり「そのパーツがないと、おもちゃとして成立しなくなるか」が境界線です。積み木の1ピースや小物パーツなら弁償不要側、パズルの半分やメイン装置なら弁償対象側、というイメージで捉えると分かりやすいと思います。



「これは本体相当?」の判断を自分でする必要はありません。紛失したら正直に連絡して、判断は運営に任せるのがいちばん確実です。仮に弁償対象でも上限は1,000円です。
禁止事項と「特別メンテナンス費用500円」の中身
「原則弁償不要」の唯一の例外が禁止事項です。公式ページは禁止事項を3つの系統に分けています。
- 不適切な方法での使用:水遊び可の記載がないおもちゃの水濡れ/タバコの臭いの付着/ペットの噛み跡・臭い・毛の付着
- 不適切なお手入れ・修理:誤った消毒や清掃、接着剤・テープでのパーツ固定などによる変形・変色・塗装の溶解
- 特別な清掃・修繕が必要になる行為:鋭利なものでの傷/マジック・クレヨンでの落書き/シールなど粘着物の貼り付け
これらに該当する行為(またはそれが原因と推察される汚れ・破損)が確認された場合、特別メンテナンス費用500円の負担が求められます。さらに、ペットの噛み跡のように修復自体ができない破損は「弁償対象」と明記されています。
なお、公式の記載は2つのページで少し書き分けられています。現行の弁償ページは禁止事項のペナルティを「特別メンテナンス費用500円」とし、2022年のお知らせは「禁止事項に該当する場合は上限1体1,000円」としています。清掃で直るレベルなら500円、修復できず弁償になるなら上限1,000円、という2段構えで読むのが実態に近い整理です。いずれにせよ、青天井の請求はありません。
家庭側でできる予防は実質2つだけです。①プランシートで「水遊び可」の記載がないおもちゃは水に近づけない、②クレヨン・マジック・シールをおもちゃの近くに置かない。ペットのいるご家庭は、遊ぶ場所を分けて、返却前に毛やゴミを取り除くことも公式から求められています。
壊した・なくしたときの連絡方法
実際に起きてしまったときの動きはシンプルです。
- 壊した・汚した:まず破損の連絡をします(お問い合わせフォーム)。原則弁償不要なので、隠さず正直に伝えて問題ありません
- パーツをなくした:急いで連絡する必要はなく、次の交換申請のときに申し出ればOK。お問い合わせフォームからの連絡でも構いません
- あとから見つかった:掃除や整理のタイミングで見つかったら、返送すると喜ばれます(公式お知らせに「ご返送いただけましたら幸いです」とあります)
「交換申請のときに申し出る」の具体的な流れ(50日・60日の違いや申請から届くまでの日数)は、トイサブの交換の仕組みを整理した記事で詳しく解説しています。紛失の申告はこの交換申請フローに乗せるのが公式想定です。
「弁償が怖い」人ほど、実は買うよりサブスクが向いている
少し視点を変えると、トイサブ!の月額には「通常使用の傷の弁償免除」が最初から含まれています。自分で買ったおもちゃなら、壊れたらそこで終わり(買い直せば全額自己負担)ですが、トイサブなら壊れても弁償不要のまま次のおもちゃに交換されていきます。「乱暴に遊ぶ時期だからレンタルは怖い」は、実は逆で、壊れる前提で回せるのがサブスクの強みです。月額に何が含まれているかはトイサブの料金記事で整理しています。
ただし、弁償ルールの寛容さは会社によって差があります。他社では紛失・破損の扱いが有料側に倒れているサービスもあるので、トイサブ以外も検討する場合はおもちゃサブスク5社の比較記事で「料金より先に見るべき条件」から確認するのがおすすめです。
トイサブの弁償に関するよくある質問
- トイサブのおもちゃを壊したら弁償になりますか?
-
通常の使用でついた傷・汚れ・破損は原則弁償不要です。水濡れや落書きなどの禁止事項に該当する場合のみ、特別メンテナンス費用500円(修復できない場合は上限1,000円の弁償)の負担が発生する可能性があります。
- パーツをなくしたらいくら払いますか?
-
原則0円です。2022年11月のルール変更でパーツ紛失の請求は廃止されました。ただし本体相当のパーツや多数のパーツをなくした場合は、上限1,000円(税込)の弁償対象になることがあります。
- 「パーツ1個300円」という情報を見ましたが本当ですか?
-
2022年10月までの旧ルールです。現行ルールではパーツ紛失の請求自体が廃止されています。古い記事の情報なので、公式の「おもちゃの汚れ・破損・紛失」ページで最新ルールを確認してください。
- お風呂やプールで遊ばせても大丈夫?
-
同梱のプランシートに「水遊び可」の記載があるおもちゃ以外は、すべて水濡れ禁止です。水遊び可の記載がないおもちゃを水に濡らすと禁止事項に該当し、費用負担の対象になり得ます。
- ペットがいる家庭でも利用できますか?
-
利用自体は可能ですが、ペットの噛み跡は修復できないため弁償対象と明記されています。おもちゃとペットの接触を避け、返却前には付着した毛やゴミを取り除くことが公式から求められています。
まとめ:金額より「境界線」だけ覚えておけばいい
トイサブ!の弁償ルールをもう一度まとめます。
- 破損・汚れ・パーツ紛失は原則弁償不要。壊れる前提で思いっきり遊ばせられる
- 発生しうる費用は特別メンテナンス費用500円か、紛失の上限1,000円の2つだけ
- 気をつける境界線は「水濡れ・落書き・ペット」と「本体相当のパーツ」
- 「パーツ300円」は旧ルール。情報の日付を見て、最後は公式ページで確認
「弁償が怖いから」という理由でおもちゃのサブスクを見送っていた方にとって、現行ルールはその不安のほとんどを制度側で解消してくれています。あとは水遊びと落書きにだけ気をつけて、返却まで存分に遊ばせてあげてください。









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